チーク材とは

チーク材は、ミャンマーやタイなどいわゆるうっそうとした木々が生い茂る湿潤な気候の季節風熱帯地域で生産されています。高級家具に使われるような材料としては、なるべく樹齢が100年以上といったチークが使われています。

なぜ、チーク材が海水などの浸食に強く、耐久性が非常に高いのかというと、木の中に質の良い油分やタールが多く含まれているからです。このため、製作に使われた釘なども痛みにくくなるようです。

また使えば使う程、なじんでくるのも、この油分のおかげだと思います。灰褐色だった色目が、年月とともにつややかなで鮮やかな金褐色へと変化していくのは、チーク材ならではです。

 

では、チーク材はどのようにして家具用の木材になるのでしょうか。

チーク材が非常に高価なのには、その手間のかかる製法にもあります。

まず、巻き枯らしといって、木を伐採する前に、水分を抜く作業をします。これには、3~5年かかるようです。チーク材の多くは、険しい山に生えているので、人間の手ではなかなか運び出すことができません。

なんと象を使って、なだらかな陸地まで運び出すとのことです。象は大食漢なので、エサ代金がかなりかかるとも聞いたことがあります。

 

このような状況から、本チークはかなり数が減ってしまって、非常に希少価値が高い物になりました。

 

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ミャンマーチークの特徴で他の材質と違うところは、時間経過に強い所です。 もともとミャンマーチークは、樹齢が150年から200年ほどのものが原料です。

この人間の一生よりも長い樹齢ですが、高級家具に使わるような木材では、結構当たり前にある話です。

 

日本で使われいてるスギやヒノキもこのような樹齢の木材が、高級家具に使われています。こういう木材は、薄利多売とか、もう作っていることはなくて中国等からの輸入業務をやっているだけの家具屋さんとは全く違って、職人さんがやっている家具屋さんでしかほとんど扱われていないのではないかと思います。

 

ニトリとかイケアに代表されるような大手の激安家具店におされて、国産のいい家具というのは、生産がどんどんなくなっているに違いありません。

それとは逆に、ミャンマーチークは、その耐久性や美しさが世界的に広まって、海外の高級ホテルなどでも使われているので、かなりの外貨獲得に役立っているのではないかと思います。立派な輸出産業になっているということです。

 

ミャンマーチークの家具は、ケタが一つ違うのでは?というぐらい高価ですが、やはり一生ものとして大切に扱いたいという家具愛好家には、選ばれている製品です。

 

 

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チーク材とは、そもそもどういうものか、ご紹介します。チークという樹木は、クマツヅラ科チーク属の落葉高木の総称をいいます。

主に、熱帯アジア地方に生育していて、インドネシアやマレーシア、ミャンマーなどが産地です。しかし、一般的なチークが植林チーク材だとすると、ミャンマーのチークは最高級の素材といわれ、「本チーク」といわれています。

 

本チークの耐久性は非常に高く、海水につかってしまっても、劣化しないほどです。そこに注目した17世紀の英国軍が、船に使うようになり、あの有名なタイタニック号や、クィーンエリザベス2世号などに使われました。以降、高級船舶に次々と使われるようになりました。

これは、チーク材の反りや割れがほとんどない特徴を生かしたものです。

日本でも、その重厚な趣のある質感や、安定性などから高級ホテルで使用されています。身近なところでいうと、老舗の箱根の富士屋ホテルなどが有名です。現在1階は鉄筋になっていますが、2階はチーク材をふんだんに使用した木造になっています。

 

チーク材は、海水にも強いですが、もちろん水や雨にも強いのが特徴で、屋外用の家具にも多く使われています。公共施設などでも、なにげなく使われていることがあるかもしれません。

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